冬の企業というのは、冬の価値をデザインする企業です。一年の活動が冬を軸として回るような、大きな冬をもつ地域が、冬の企業の活動拠点です。そして、冬の企業のビジネスパートナーは、冬の活動を大切にしている人たちです。
他の季節の活動を軽んじているとか、
冬だけ活動するというわけではありません。
むしろ、冬とその他の季節は、お互いにお互いの価値を高め、活かす存在。
そんな価値観で活動をしている人たち、また、したいと思っている人たちといっしょに、私たちは冬の価値をデザインします。
数人の北欧の人に聞いてみたことがあります。
あなたの国で、夏と冬、どちらのほうが好きですか?
長く厳しい冬の国ですから、夏と答える人が多いのでは?と想像したあなたは、夏の国の住人かもしれませんね。
あるいは、冬の価値に気付いていない冬の国の住人かもしれません。
もちろん北欧の人たちの答えは、個人の好みによって様々です。
しかし冬は寒いから夏がいい、とか、夏は暑いから冬がいい、といった考えは聞きませんでした。
冬は長いし寒いし、と言いながら、心の中では大きな冬を誇りに思っているのだろうと感じられます。
夏には夏の価値があって、それは長く厳しい冬のおかげでもあります。
大きな冬は冬の国の醍醐味です。
ウィンタースポーツで自然の雄大さを楽しむことができますし、
スノーシューズで通勤するなど、冬ならではの活動をすることができます。
なぜなら彼らは寒さに震えているわけではないからです。
むしろ冬を自分たちのものとして能動的に付き合っている印象です。室内が豊かで快適なら、つまり冬をうまくデザインすれば、外の気候は冬の活動にとって楽しみなものになるでしょう。
そんな冬の国が、日本にもあります。たとえば北海道の十勝。十勝の冬の価値を考えると、わくわくしませんか。北欧に比べて、十勝の冬には豊富な太陽があります。凛とした空気と抜けるような青空。豊富な食材と開拓者精神・・・
ピーエスは十勝の冬の企業として、活動しています。、
PS開発センター 十勝 より