スイス、オーストリア、ドイツ、3カ国の国境が交わるボーデン湖。そこから近い南ドイツの小さな村は、晩夏の雰囲気です。
日中は最高でおよそ26-7℃。湿度が低くカラッとした気候です。日差しが強いので庭仕事は体力を使いますが、家の中はひんやりとしています。夜間に15℃又はそれ以下まで下がって壁や床が冷やされるので、日中は室内に自然な涼しさが生まれています。それから、地下にある倉庫からも冷気が漂ってくるので、家の中ではまったく夏の暑さを感じません。夜の8時ぐらいにだんだんと日が落ちて気温が下がってきたら、庭で焚き火をしながらゆっくり食事を始めます。通りすがりの近所の人も加わって、辺りが真っ暗になるまで楽しいおしゃべりの時間。
でも気をつけて。涼しくなるとどこからともなくやってきたナメクジが、庭や道にうじゃうじゃ…。昼夜の寒暖差がある夏の気候は、人にとっても生き物にとってもうれしいものです。
PS dialogue 2014.8