古代ギリシャの哲学者プラトンは、歩きながら講義をしたと言われています。
ドイツの思想家カントも、音楽家ベートーヴェンも、散歩を日課にしていました。
アップルのスティーブ・ジョブズ氏も、散歩をしながらミーティングをするスタイルをとっていたことが知られています。
つまり「思考と散歩」は切っても切れない関係にあるのです。
左脳は論理、右脳は感覚を担っています。企業における知的生産は、たいてい室内で行われています。
言葉によって知的生産を行っていると、左脳は活発に働きますが、右脳の機能は弱まります。
このようなとき、斬新で新鮮なアイデアは浮かびにくいのです。たとえ浮かんだとしても否定されがちです。
では、散歩をしながら知的生産をしてはどうでしょうか。
適度な有酸素運動により、新鮮な酸素を含んだ血液が脳にまで行きわたります。歩くことに集中すると、左脳の機能は弱まり、逆に右脳が活発になります。この状態のときに、斬新なヒラメキが生まれやすいのです。
さて、ノルディックウォーキングという歩行運動をご存知でしょうか。
2本のポールを持って歩くことにより、あまり疲労を感じることなく、全体の筋肉を使う有酸素運動を長時間行えるフィットネス運動です。
ピーエスでは、東京や軽井沢や京都など、いろいろな地域でノルディックウォーキングを開催しています。
一人で思索をしながら歩くのも良いですし、他の人といろいろな事柄について意見を交わしながら歩くのも良いものです。
歩きながら様々な考えやヒラメキ、発見に出会い、日常生活の中で抑圧されていた「知」が目覚めるキッカケになるかもしれません。
興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。どうぞお気軽にお問合せください。
わたしたちと一緒に、歩きながら室内気候について語り合いましょう!
PS dialogue.2013.03