ゾウの室内気候

 

アフリカのサバンナ気候からやってきた動物園のアフリカゾウ。
暑さには強そうですが、日本の高温多湿のモンスーン気候は苦手なようです。人間がうちわや扇子をパタパタと扇ぎながら見物しているさきで、ゾウも大きくて薄い耳をパタパタと振って涼しい風を起こしています。それから頻繁に水浴びをして、体温を下げています。

熱帯夜はどのように過ごしているのでしょうか。ゾウ舎の中は、なんだか想像するだけでむしむし暑そうです。ほどよく除湿をしながら、サバンナの動物たちが集う木陰のような自然でやさしい涼しさを作ってあげれば、ゾウももっと心地よく快適に眠れそうです。

アフリカゾウにとって、やっぱり寒い冬も苦手です。分厚い皮膚を持っているので外で過ごすこともできますが、やっぱり寒くなってゾウ舎にひきかえす様子がよく見られます。夏には扇の代わりになった大きい耳が、冬には弱点になります。薄い耳が凍傷になったら、最悪の場合、壊死してしまうこともあるのです。

せめてゾウ舎の中には、外よりもほんの少し暖かい気候を作ってあげたいものです。ゾウがストレスを感じるような風や音を起こさずに、外の自然な気候を穏やかに室内に取り入れながら暖める、まるで陽だまりのような暖かさを作りましょう。

 

そんなゾウのための室内気候。
遠くからやってきた動物たちに、人工的な温風や冷風を当てて温度管理をするのは、やっぱりちょっとかわいそう。

ピーエスの除湿型放射冷暖房PS HR-Cは、放射と自然対流によって自然に近い穏やかな暖かさと涼しさを作ります。暑い季節には洞窟の中のようなひんやりとした涼しさが、寒い冬には太陽が当たる日向のような暖かさが生まれます。PS HR-Cは空間に一定の暖かさと涼しさを作るので、ゾウ舎のような天井の高く広い空間にぴったりです。
それからピーエスには加湿器もあります。加湿器とPS HR-Cの組み合わせで、ゾウにとって快適な室内気候をデザインします。

PS dialogue 2014.4


動物園の動物たちにとって一番大切なのは、
快適に、いきいきと活動できることですよね。(K)

 


もっと詳しくピーエス製品について知りたい方、こちらをご覧ください。↓
除湿型放射冷暖房PS HR-C
ピーエスの加湿器


動物の快適さを探求している方、ライブラリー「生き物」もご覧ください。↓

 

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