南北に広がるイタリアでもはっきりと四季を感じます。
イタリアの春は早く、2月になって、少し寒さが緩むと、
ARIA PRIMAVERILE(アリア・プリマベリーレ/春の空気)になります。
1月から早々と咲き始めたミモザが、一斉に開きはじめます。
日本では、冬山の斜面にポッと浮かぶ桜の群を見かけることがありますが
イタリアの田園では、それがミモザになって現れます。
歩いていると、突然黄色い雲に出会う。
ちょっと目をうつすと、ここにもあそこにも黄色い雲。
ゆっくり息を吸い込んでみると、ある、ある…
ARIA PRIMAVERILE(アリア・プリマベリーレ/春の空気)の中の
わずかなミモザの香り。
もうすぐ街中にも、この香りが届きます。
そして、タンポポの黄色が野原を覆い、アーモンドの白や藤の紫が混じり始め、
5月、花と緑がつくる色と香りの響宴に向けて、一気に勢いを増していきます。
そんな春への第一歩がもう始まりました。
CIAO, SENTI L’ARIA
PRIMAVERILE?
やあ、春の空気を感じる?
そんなやりとりが、
春を待ち望んでいたイタリア人たちの挨拶代わりになります。
もう、心は春でいっぱいです。
そんな春の気候を、室内にも取り入れてみませんか。
PSのクリマデザインは、
自然がつくりだす気候を取り入れながら、柔らかい空気の循環をつくり、
室内を春でいっぱいに満たしてくれます。
PS dialogue 2014.3