もしも私が歌うなら、北の国の深い森に覆われた、
切り立つ神秘的な湖のほとりで歌いたい。
潤いを運ぶやさしい霧にのせて、
暗く深い森に住んでいる森の神へ、私の声を届けたい。
こんな幻想的な風景から、かつてすばらしい音を紡いだ人がいる。
聴く人を、霧の立ち込める奥深い森の中へと迷い込ませる
フィンランドの作曲家、シベリウス。
フィンランドの森と湖のそばで彼が聴いたのは、霧の声か。森の声か。
もしも私が歌うなら、そんなフィンランドの霧につつまれたような、
心地良くほんのり潤った情緒的な空間で歌いたい。
森の精霊の歌声が聞こえる、
やさしくしっとりとした霧と緑の室内気候の中で。
フィンランドの深い森と湖に霧が立ち込めるような、快適で情緒的な湿度の空間。
加湿器と室内気候の専門企業ピーエスが、音楽家のための室内気候をデザインします。
(K)
PS dialogue 2014.2