秋と言えば芸術の季節。芸術はアトリエで生まれます。
アトリエってどんな場所でしょう。もしかしたら、世界で一番創造的なところではないでしょうか。まだ、だれも見たことがないような、新しいかたち、新しい色、新しい旋律、新しい手触り…アトリエは、芸術家が新しい世界の産声に耳をすます場所なのです。
だから、アトリエの気候も、創造的でなくてはいけません。創造の芽吹きをうながすような心地よさ、思索と内省をもっと深めるようなしずかでやわらかい涼しさ。
それだけではありません。発想に豊かな刺激を与える自然の息吹もほしいです。
朝のまぶしい白い光。夕方のあたたかい懐かしい光。そして、夜のしんしんと深い暗闇。
あるいは、春の軽やかで心を浮き立たせるような風。夏の重たい熱気。秋の物寂しい空っ風。ぴりっと気持ちを緊張させる冬の新鮮な冷気。
大きく開けた窓から、自然の気配が忍び込んできて、芸術家に新しいアイディアを囁くのかもしれません。
アトリエにあるのは、芸術家のための、心地よくてとびきり豊かな創造的気候。
PS dialogue 2013.9
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→ピーエスの室内気候 StaffDiary
ほかにも芸術空間の気候の記事、あります。
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