秋の気候の図書館

 


秋は夜の時間が長くなり、気候も涼しくなり、「本でも読もうかな!」という気持ちにさせてくれます。それが、読書の秋です。

それなら、一年中本を読むための空間、図書館は...?
やっぱり、“秋の気候“がぴったりです。

読書や勉強のとき集中するには、少し涼しめの気温がちょうどいいです。
梅雨の湿度の高いべたべた気候、さらに過酷さが増す夏のむしむし気候の下で、残念ながら人間の脳は、あまりフレッシュには動きません。

脳の活動のベースとなる涼しい秋の気候が、なによりもまず必要なのです。

それからもう一つ図書館になくてはならないもの、それは太陽です。
つまり、一日の太陽の変化が感じられるような空間です。

快適空間で集中して読書や勉強をしている人は、太陽のリズムで動きます。空間に明るい光が充満しているときには五感で昼を感じ取り、空間が赤く染まりだしたら夕方を、そして暗くなりだしたら「そろそろ帰ろうかな」と自然に感じるのではないでしょうか。

秋の気候の図書館から外にでたら、夏の気候かもしれませんし、冬の気候かもしれません。
ちょっと気候の旅にでかけるつもりで、秋の気候の図書館を一年中楽しめたらいいですね!

PS dialogue 2013.7

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