空間・拡張

宇宙船の限られた空間で、宇宙飛行士たちは狭さを感じないと本で読んだことがあります。重力のある地球で、二次元的に宇宙船内を考えると、ごく狭い面積でしかありません。しかし、いざ宇宙で無重力となったときには上も下もなく、空間が3次元で有効に活用できるようになる、つまり天井も壁もすべて人間の使うことのできる面になるため、その空間が狭いとは思わないのだそうです。

ピーエスの室内気候の役割は、空間を2次元から3次元に拡張するのと少し似ています。もともとの空間には、そもそも意図された機能があります。例えば人の出入りする玄関には、外と内を隔てる戸、適度な広さの土間、収納棚などが備え付けられています。そこにインテリアヒータPS HR(E)が加わると、快適な暖かさ、快適なさらっとした状態をもたらし、もっと人がそこにいて活動したくなる空間に変わります。またPS HR(E)そのものと壁面をダイナミックに活用できる棚を組み合わせたり、ベンチを組み合わせることで、もっと活動の幅が広がります。美しいオープンドレスルーム、本を持ち込んでしばし時間を過ごす場所、靴や自転車の手入れをするワークスペースなどなど…。こうなると、玄関が狭いなんて思う人はいないでしょう。

空間の可能性を広げるのがピーエスの室内気候です。宇宙に一歩飛び出すような気持ちで、空間の可能性について一歩先のことを考えてみませんか?

⇒皆さんの探求したい空間について、ご意見・メッセージをお寄せください。 ps-dialogue@psk.co.jp

PS dialogue 2013.07

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